特集 デジタル内科学の勃興—オンライン診療,AI,治療用アプリ
仮想現実(VR)/拡張現実(AR)/複合現実(MR)
VRを活用したリハビリテーション
原 正彦
1,2
1株式会社mediVR
2島根大学地域包括ケア教育研究センター
キーワード:
仮想現実
,
VR
,
リハビリテーション
,
新型コロナウイルス感染症
,
認知機能
,
歩行機能
Keyword:
仮想現実
,
VR
,
リハビリテーション
,
新型コロナウイルス感染症
,
認知機能
,
歩行機能
pp.864-867
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227642
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Point
◎仮想現実(VR)技術の医療応用は30年以上の歴史があるものの,その効果はきわめて限定的であった.
◎われわれは大学での産学連携活動を通して,まったく新しいアプローチのVRリハビリテーション用医療機器の開発に成功した.
◎このVR機器「mediVRカグラ®」は歩行(姿勢)・上肢・認知・内耳機能障害および疼痛の改善手段として応用が進んでいる.
◎近年では病院などでのリハビリテーションにおける新型コロナウイルス感染症対策としても注目されており,また遠隔リハビリテーション機器としての応用も進められている.
*本論文中、関連する動画を見ることができます(音声なし,2023年4月30日まで公開)。
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