日本老年看護学会第9回学術集会特集 シンポジウムⅠ
高齢者の幸せ(QOL)を支え続けるリハビリテーション看護の可能性
酒井 郁子
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1千葉大学大学院看護学研究科看護システム管理学
pp.22-27
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
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はじめに
これまでリハビリテーションという言葉は,訓練と機能向上に注目して使用されていることが多かった.一方,本来リハビリテーションという考え方は看護の中に内在しており,看護職者はリハビリテートしている高齢者を援助することに大きな困難を感じないことも多い.しかしリハを受けている高齢者にとって看護としての可能性はもっとあるのではないかと思われる.今回のシンポジウムでは高齢者のリハビリテーションに看護がどのように貢献できるのかについて述べたい.
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