Japanese
English
研究ノート
在宅要介護高齢者の家族介護者のコーピングタイプとその特徴
The Characteristic of Coping Types of Family Caregivers of Elderly in Community
高井 純子
1
,
金川 克子
1
Junko Takai
1
,
Katsuko Kanagawa
1
1石川県立看護大学地域・在宅・精神看護学講座
1Department of Community Health Nursing, Ishikawa Prefectural Nursing University
キーワード:
コーピング
,
主観的幸福感
,
家族介護者
,
高齢者
,
coping
,
subjective well-being
,
family caregiver
,
elderly
Keyword:
コーピング
,
主観的幸福感
,
家族介護者
,
高齢者
,
coping
,
subjective well-being
,
family caregiver
,
elderly
pp.73-80
発行日 2004年3月15日
Published Date 2004/3/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
本研究は,コーピングの使い方によって介護者のコーピングタイプを明らかにし,その特徴を分析することによって,在宅における援助に関する示唆を得ることを目的とした.対象は,在宅要介護高齢者の家族介護者50名であり,質問紙を用いた訪問面接調査を行った.その結果,介護者のコーピングは“問題解決コーピング”得点と“情緒処理コーピング”得点により求められた.コーピングタイプは,2つのコーピングの使い方によって「問題解決型」「情緒処理型」「積極的対応型」「消極的対応型」の4つに分類できた.それぞれのコーピングタイプの特徴により,介護者を適切に援助していく必要性が示唆された.
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