Japanese
English
総説
要介護高齢者の家族介護者を対象とする介入研究の動向と課題
Intervention Research for Family Caregivers of the Frail Elderly
新田 静江
1
,
望月 紀子
1
Shizue Nitta
1
,
Noriko Mochizuki
1
1山梨大学大学院医学工学総合研究部地域・老人看護学講座
1Interdisciplinary Graduate School of Medicine and Engineering, University of Yamanashi
キーワード：
介入研究
,
家族介護者
,
高齢者
,
intervention
,
research
,
family caregiver
,
elderly
Keyword:
介入研究
,
家族介護者
,
高齢者
,
intervention
,
research
,
family caregiver
,
elderly
pp.50-55
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
本稿の目的は，効果的な看護介入の探求をめざし，要介護高齢者の家族介護者を支援する国内外における科学的介入研究の現状と課題について明らかにすることである．文献検索にあたり，データベースMEDLINE，CINAHL，EBMRおよび医学中央雑誌を用い，キーワードとしてfamily caregiver／家族介護者，elderly／高齢者，intervention／介入，nursing／看護を組み合わせ，1998年以降に出版された要旨のある文献のなかから，英語文献では対照群のある実験・準実験研究デザインを用いた文献を，日本語文献では実験・準実験研究デザインを用いた文献を検索した．検索した文献を介入研究の現状，介入研究のメタ分析に関する論文，介入プログラム効果に関するエビデンスとに区分して述べ，今後の課題を論じた．
Copyright © 2005, Japan Academy of Gerontological Nursing All rights reserved.
