Japanese
English
研究ノート
ひとり暮らし虚弱高齢者の在宅生活継続の対処方法
Coping-Style of Frail Elderly to Continue Living Alone
田中 昭子
1
,
小西 美智子
2
Akiko Tanaka
1
,
Michiko Konishi
2
1広島大学大学院保健学研究科博士課程後期
2広島大学医学部保健学科
1Graduate School of Health Sciences, Hiroshima University
2Division of Nursing, Institute of Health Sciences, School of Medicine, Hiroshima University
キーワード:
ひとり暮らし
,
虚弱高齢者
,
対処方法
,
living alone
,
frail elderly
,
coping-style
Keyword:
ひとり暮らし
,
虚弱高齢者
,
対処方法
,
living alone
,
frail elderly
,
coping-style
pp.63-72
発行日 2004年3月15日
Published Date 2004/3/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
ひとり暮らし虚弱高齢者の在宅生活継続の対処方法を明らかにすることを目的に,民生委員より紹介された13名(男性1名,女性12名,平均年齢81.6歳)に対して,調査票および半構成的質問紙による訪問面接調査を行った.その結果,在宅生活継続の対処方法は,生活方法の変更,受療と予防を中心とした保健行動,在宅生活継続に対する意思,在宅生活継続の見通しの4つにまとめられた.ひとり暮らし虚弱高齢者の在宅生活継続に対する意思を理解し,在宅生活継続の見通しをもって生活できるよう,生活方法の変更や受療と予防を中心とした保健行動に目を向け,身体状態の悪化を予防する援助の必要性が示唆された.
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