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第2回日本看護医療学会学術集会 シンポジウム
高齢者福祉時代の看護の役割
The Role of Nursing in the Age of Elderly Welfare
柿川 房子
1
,
上平 俊子
2
1三重大学医学部看護学科
2専門学校愛知福祉学院
pp.55-56
発行日 2000年12月25日
Published Date 2000/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200153
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本年、平成12年4月から介護保険が当初から様々の課題を背負ってスタートし、6ヶ月を経た。ケアーマネージャーの新しい資格試験制度も昨年から始まり医療界においても福祉との連携に現実的に直面している。患者、あるいはクライエントを中心に医療、福祉を始め各々の専門職が自立してその役割を十分に発揮するためにチームケア、あるいはチームでサービスすることである。何よりもサービスを受ける側に選択権があることがキーポイントというしくみである。看護職の役割とその責任、実践能力がまさに問われてくるといえよう。
4名のシンポジストは、保健婦として行政の立場、病院の中での看護職の立場、医師の立場、そしてケア・サービスの受け手である患者(クライエント)・家族の立場からは実際に痴呆の義母を介護している主婦の方である。参加者の熱心な傾聴の中で発展的実践につなげるべく課題に取り組んでいただいた。
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