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資料
地域住民のSOC(Sense of Coherence)に影響する要因の検討—地域活動に関わっている60歳代70歳代のライフスタイルとの関連から
Factors affecting SOC(Sense of Coherence) among Community Residents: Life Style of Elderly Aged 60s and 70s involved in Community Activities
北村 眞弓
1,2
Mayumi KITAMURA
1,2
1中京大学大学院社会学研究科博士課程
2藤田保健衛生大学医療科学部看護学科
1Graduate School of Sociology, Chukyo University
2Department of Nursing, Fujita Health University School of Health Sciences
キーワード:
SOC(Sense of Coherence)
,
60─70歳代
,
地域活動
,
ライフスタイル
,
SOC (Sense of Coherence)
,
aged 60s and 70s
,
Community Activities
,
Life style
Keyword:
SOC(Sense of Coherence)
,
60─70歳代
,
地域活動
,
ライフスタイル
,
SOC (Sense of Coherence)
,
aged 60s and 70s
,
Community Activities
,
Life style
pp.26-34
発行日 2010年12月30日
Published Date 2010/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200045
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Ⅰ.緒言
近年の日本人の平均寿命の延長の要因は、男女ともに60歳以上の死亡率の改善によるところが大きい(厚生統計協会,2007)。65歳の人の平均余命は、男性が18.4歳、女性が23.4歳であり、定年退職をむかえた60歳前後から60歳代半ばとそれ以降の健康に関わる生活スタイル如何によって、平均余命が大きく影響すると考えられる。生活のために働き稼ぐ生活が約40年続いた後は仕事に縛られることから解放されるため、自分自身で60歳代からの生き方を考えなければならい。定年退職者の大半は、継続して同地域で生活することから、地域との関わりを意識する人は少なくはない。
地域活動に関わっている中高年者のライフスタイルが、健康保持能力にどのような影響を与えているかの実証的な研究は未だ少ない。
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