症例から学ぶ:画像診断トレーニング・第31回
症例:60歳代,男性
上谷 雅孝
1
Masataka Uetani
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線診断治療学
pp.907-909
発行日 2015年10月25日
Published Date 2015/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002200232
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症例
60歳代,男性.
腰痛の精査のためMRIを撮影され,L3椎体にT1・T2強調像ともに低信号を示す領域があり,骨転移を疑われた(図1).原発巣検索のためFDG-PET/CTが撮影され,L3椎体に集積を認めた(図2).
問題
T1・T2強調像ともに低信号を示す骨髄病変として考えにくいのはどれか?
1)血管腫
2)骨転移
3)多発性骨髄腫
4)悪性リンパ腫
5)造血髄過形成
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