日本看護診断学会第15回学術大会報告 アセスメント能力を高める看護診断
【シンポジウム・2】
看護診断の難しさをいかに乗り越えるか
早川 幸子
1
Sachiko Hayakawa
1
1鳥取大学医学部附属病院
1Tottori University Hospital
キーワード:
専門性
,
インフォームドコンセント
,
患者参画
,
根拠
,
看看連携
Keyword:
専門性
,
インフォームドコンセント
,
患者参画
,
根拠
,
看看連携
pp.84-88
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100320
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看護診断の難しさをいかに乗り越えるかについて検討するには,平成3年の看護診断導入以降,18年にわたって取り組んでくることができた理由を見つめ直すことで,その方向性が見えてくると思われる.看護診断が発する魅力,看護の可能性は,看護実践と事例検討を重ねて看護診断学会で発表するというハードルを越える過程で培われてきた.また,患者・家族を継続して支える地域完結型医療対応の主軸として看護診断を位置づけ,志を同じくする看護管理者を中心とした研究会の意義にもふれ,看護診断が地域連携強化につながることを報告する.
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