日本看護診断学会第12回学術大会報告 質保証時代における看護診断
【パネルディスカッション】
先駆的仕事
田中 建彦
1
Takehiko Tanaka
1
1前長野県看護大学
1Nagano College of Nursing
pp.94-96
発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100257
- 有料閲覧
- 文献概要
日本の社会が大量の新語を必要とした時期が2度ほどあった.
1つは7~8世紀で,この時代は当時の先進文化国家であった中国から朝鮮半島経由で,あるいは直接中国から,思想や制度,技術を含む膨大な量のものが日本に取り込まれた.当然ながら,それらの1つひとつに名前が必要であったが,このときは,翻訳という面倒なことはせず,中国語そのものを文字とともに取り込んだ.それが漢字であり,漢語ということになる.漢字導入以前の日本語は,文字をもたない音だけの言葉であったことは周知のとおりである.
Copyright © 2007, Japan Society of Nursing Diagnosis. All rights reserved.