日本看護診断学会第11回学術大会報告 定着させようNANDA看護診断
【シンポジウム・1】
NANDA看護診断を活用した看護実践と課題
上田 順子
1
1旭川医科大学医学部附属病院
1Asahikawa Medical College Hospital
pp.91-93
発行日 2006年3月15日
Published Date 2006/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100217
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1991年,日本看護診断学会の前身である日本看護診断研究会に参加し,「看護診断」を学び,1年間の検討後,本院は看護過程に看護診断を導入することを決定した.その後,試行錯誤しながらも,看護診断を看護過程に定着させ,どのように看護実践で展開させるかを日々考え,今日に至っている.本学会のテーマである「定着させようNANDA看護診断」は,まさにわれわれの取り組んできたテーマそのものである.そこで,本院のNANDA看護診断の導入経緯と活用の実際,問題点と解決への取り組み,および今後の課題と展望について述べる.
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