日本看護診断学会第10回学術大会報告 電子カルテ時代の看護診断
【データベース・セッション】
診断の根拠が見える看護データベース作成過程―機能的健康パターンによる作成演習
戸沢 ゆみ子
1
Yumiko Tozawa
1
1JA長野厚生連篠ノ井総合病院
1JA Nagano Koseiren Shinonoi General Hospital
pp.82-83
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100194
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はじめに
第10回日本看護診断学術大会,セッション「看護データベース作成の演習」は,看護診断学術大会では初めての試みでした.
2000年6月,江川教授指導のもとに『ゴードンの機能的健康パターンに基づく看護データベース』1) を出版しました.その経緯があり,JA長野厚生連篠ノ井総合病院看護部が中心となり,このセッションを任せられました.
全国から集まった約90名のナースと,10名のファシリテーターで2時間にわたって行いました.「ゴードンの機能的健康パターンに基づく看護データベース作成」の演習目的は「診断の根拠が見える看護データベースがわかる」としました.
今回は時間の制限もあり,取り組みやすいクラスタとして,①健康知覚/健康管理,②栄養/代謝,③活動/運動の3つのクラスタ(概念枠組み)についてのデータベース作成をしました.
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