【DLN事例報告】
7(人材育成)「看護の教育的関わりモデル」を資料としたスタッフ教育後,示すことができた慢性疾患看護の方向性
藤本 睦美
1
1大里腎クリニック
pp.128-131
発行日 2016年11月15日
Published Date 2016/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003200088
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Ⅰ.はじめに
血液透析患者は,食事管理や水分管理など,さまざまな自己管理を一生求められることとなる.透析看護に携わる私たちは日々患者指導に苦慮し,効果が現れないと,時には無力感を感じることがある.私自身長年透析看護に従事し,今行っている患者指導は一方的な指導で終わり,患者に届いていないのではないだろうかと感じることがあった.そのようなときに「看護の教育的関わりモデル」と出会い,慢性疾患看護について再考するために,このモデルをもとにスタッフ教育を行った.その結果,目指すべき慢性疾患看護の方向性を示すことができたので報告する.
なお,公表にあたっては個人が特定されないように配慮し,対象者の同意を得た.
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