第12回日本腎不全看護学会・学術集会記録 【会長講演】
さらなる腎不全看護の確立を目指して
江川 隆子
1
1関西看護医療大学
pp.4-5
発行日 2010年4月15日
Published Date 2010/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100399
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はじめに
日本腎不全看護学会は,慢性腎臓病(CKD)看護における看護実践や研究の向上を目指し,患者への質の高い看護ケアの提供を究極の目的としている.そして,学術総会でも,透析看護に関する実践報告や研究だけでなく,透析治療前の慢性腎不全や腎移植における実践報告や研究が徐々に発表される傾向にある.
今回の学術大会のメインテーマである「さらなる腎不全看護の確立を目指して」は,CKD全体の看護の確立を目指すものである.ここでは,筆者の経験を加味したうえで,腎不全看護の確立について,腎透析看護の専門性の確立という視点から以下に述べる.
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