学会印象記 日本臨床検査自動化学会第39回大会
さらなる飛躍のために
増戸 梨恵
1
1東京大学医学部附属病院 検査部
pp.1403
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101929
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日本臨床検査自動化学会第39回大会が,千葉大学大学院野村文夫教授の下,2007年9月26日から3日間にわたりパシフィコ横浜・会議センターにて開催されました.メインテーマは「検査室からの挑戦―創造と変革を求めて」です.私は入職4年目ですが,このメインテーマの視点で新たな局面を迎えている臨床検査を考えながら,学会に参加しました.
初日,例年にない厳しい残暑がようやくおさまり,秋の気配が感じられるようになりました.私は学会と同時に開催されている機器展示の見学に行きました.日常業務に関連する免疫および生化学機器,搬送システム,そして臨床検査技師に認められている医行為の一つであり特例業務である採血に関連する最新機器を中心に,先輩の臨床検査技師とともに展示ブースを回りました.各ブースでは丁寧な説明を受け,日頃使用していて気になる点や疑問点についてもご回答いただきとても充実した日となりました.
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