【実践報告】
2.重症認知症患者の胃瘻チューブによる栄養
小湊 範子
1
,
山本 愛
1
,
友利 淳子
1
,
青木 由美子
1
1自由が丘南口クリニック
pp.94-98
発行日 2008年11月15日
Published Date 2008/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100352
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Ⅰ.はじめに
2006年,透析導入患者の平均年齢は66.4歳1)となり,透析患者は年々高齢化している.透析患者の高齢化に伴い,認知症を以前より多くみかけるようになってきた.今回,認知症が進行し,食事の自力摂取が困難となって,るいそうが著明となり,誤嚥性肺炎を繰り返す患者に胃瘻チューブを導入した.それにより栄養が改善して体重が増加し,誤嚥性肺炎が終息したので報告する.
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