第9回日本腎不全看護学会・学術集会記録 【会長講演】
知識と技を知恵で活かそう―経験のもつ意味
遠藤 優子
1
1仙台社会保険病院
pp.4-6
発行日 2007年4月15日
Published Date 2007/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100292
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Ⅰ.はじめに
腎不全医療チームの一翼を担う私たち看護職者は,腎不全を病態にもつ患者を対象とした看護を職務としている.腎不全医療は,保存療法・腎臓代替療法・腎臓移植と多岐にわたっており,患者の年齢層も広いことがあげられ,腎不全看護はいろいろな視点から,奥深い看護が要求されている.
今回の学会テーマを『21世紀創造の看護―知識と技を知恵で活かそう』とした.そのコンセプトは,看護師おのおのの知識や技術を融合し,結集された知恵を患者の身近な援助に活かし,またリスクマネジメントや職場環境,業務の改善および人材育成などについて振り返る機会となればと考えた.
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