Japanese
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資料
認定教育施設における外来糖尿病教室の実態調査—開催スケジュールならびに内容と実施担当者に焦点をあてて
Field Survey on diabetes educational classes for outpatients in certified medical facilities: With special emphasis on the schedules, the contents, and the educators
大原 裕子
1
,
瀬戸 奈津子
2
,
柴山 大賀
3
,
黒田 久美子
4
,
飯田 直子
5
,
金子 佳世
6
,
田井 さやか
7
,
照沼 則子
8
,
任 和子
9
,
法月 章子
10
,
畑中 あかね
11
,
森 加苗愛
12
Yuko Ohara
1
,
Natsuko Seto
2
,
Taiga Shibayama
3
,
Kumiko Kuroda
4
,
Naoko Iida
5
,
Kayo Kaneko
6
,
Sayako Tai
7
,
Noriko Terunuma
8
,
Kazuko Nin
9
,
Akiko Norizuki
10
,
Akane Hatanaka
11
,
Kanae Mori
12
1国際医療福祉大学
2関西医科大学看護学部設置準備室
3筑波大学医学医療系
4千葉大学大学院看護学研究科
5三咲内科クリニック
6日本医科大学武蔵小杉病院
7大阪府済生会中津病院
8順天堂大学医学部附属順天堂医院看護部
9京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻
10旭川医科大学病院
11神戸市看護大学
12大分県立看護科学大学
1International University of Health and Welfare
2Office for the Faculty of Nursing, Kansai Medical University
3Faculty of Medicine, University of Tsukuba
4Graduate School of Nursing, Chiba University
5Misaki Naika Clinic
6Nippon Medical School Musashikosugi Hospital
7Osaka Saiseikai Nakatsu Hospital
8Nursing Department, Juntendo University Hospital
9Human Health Sciences, Graduate School of Medicine, Kyoto university
10Asahikawa Medical University Hospital
11Kobe City College of Nursing
12Oita University of Nursing and Health Sciences
キーワード:
糖尿病教室
,
集団指導
,
多職種
,
実態調査
Keyword:
糖尿病教室
,
集団指導
,
多職種
,
実態調査
pp.119-129
発行日 2017年9月29日
Published Date 2017/9/29
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
外来糖尿病療養指導に関する実態調査の一部として,糖尿病教室の開催スケジュールならびに糖尿病教室の内容と実施担当者の状況を明らかにすることを目的に,認定教育施設の看護職を対象に自由記載の調査票を配布し調査した.回答は297施設から得られた.開催スケジュールについては,1クール2週間,年間12クール,1日あたり60分間がもっとも多かった.糖尿病教室の内容は,病態,生活上の注意点,食事療法,検査/血糖自己測定(以下,SMBGと略す),フットケア,口腔ケア,シックディ,禁煙,民間療法等の20項目に分類でき,職種の専門性を活かしてそれぞれの内容を担当しており,1施設あたりの糖尿病教室実施担当者の平均人数は,4.55±1.98人であった.結果から,認定教育施設では糖尿病教室のスケジュールや内容,実施担当者は,ほぼ標準化されていると考えられた.そのため,今後は標準化されていない部分について焦点をあて探求することによって,集団教育介入にまつわる患者の特徴やニーズ,それに即した質の高い糖尿病医療・看護のあり方について検討したいと考える.
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