委員会報告
日本糖尿病教育・看護学会 政策委員会における「糖尿病に強い看護師育成支援」活動報告
黒江 ゆり子
1,2
,
黒田 久美子
1,3
,
青木 美智子
1,4
,
阿部 邦子
1,5
,
近藤 ふさえ
1,6
,
柴山 大賀
1,7
,
法月 章子
1,8
,
由浪 有希子
1,9
Yuriko koroe
1,2
,
Kumiko kuroda
1,3
,
Michiko Aoki
1,4
,
Kuniko Abe
1,5
,
Fusae Kondo
1,6
,
Taiga Shibayama
1,7
,
Akiko Norizuki
1,8
,
Yukiko Yoshinami
1,9
1政策委員会(平成20年4月1日~平成24年9月28日)
2岐阜県立看護大学
3千葉大学大学院看護学研究科
4社団法人全国社会保険協会連合会社会保険看護研修センター
5社会医療法人誠光会草津総合病院
6順天堂大学保健看護学部
7筑波大学医学医療系
8旭川医科大学病院
9東北大学宮城地域医療支援寄附講座
2Gifu College of Nursing
3Graduate School of Nursing, Chiba University
4All Japan Federation of Social Insurance Associations Nurse Training Center
5kusatsu general hospital
6Juntendo University School of Health Sciences and Nursing
7Faculty of Medicine, University of Tsukuba
8Asahikawa Medical University Hospital
9Tohoku University Department of comunity medical support donated by miyagi perfecture
pp.21-26
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
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1.はじめに
厚生労働省(以下,厚労省とする)は平成18年から「専門分野(がん・糖尿病)における臨床実践能力の高い看護師育成強化推進事業」(以下,本事業とする)を開始した.本事業の趣旨は,がんおよび糖尿病の患者に対する看護ケアの充実のため,臨床実践能力の高い専門的な看護師の育成を図ることである.日本糖尿病教育・看護学会(以下,本学会とする)は,本事業の意図に賛同し,平成18年に「糖尿病に強い看護師育成支援委員会」(特別委員会)を設置し,平成20年度以降は政策委員会に引き継ぐ形で本事業の展開および研修の企画等を支援してきた.平成19年度までの特別委員会としての活動については,すでに本学会誌上で報告しているので,ご参照いただきたい(嶋森・数間・青木他,2007;嶋森・数間・青木他,2008).本稿では,その後の政策委員会としての活動内容を中心に本事業への支援活動の4年間を振り返り,その成果と今後の課題について報告する.
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