Japanese
English
◆研究と報告
在宅高齢障害者と特別養護老人ホーム利用者のQOLの比較検討
A quality-of-life comparison between the disabled elderly who are home-bound and those who reside in nursing homes
坪井 章雄
1
Akio Tsuboi
1
1国立呉病院附属リハビリテーション学院
1Kure National Hospital School of Rehabilitation
キーワード:
高齢障害者
,
主観的幸福度
,
QOL
Keyword:
高齢障害者
,
主観的幸福度
,
QOL
pp.317-321
発行日 1996年8月15日
Published Date 1996/8/15
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要旨:本論文は,高齢者のQOLに影響を与える要因について検討することを目的として,社会的環境因子の違う特別養護老人ホーム入所者43名と在宅高齢障害者11名を対象として主観的幸福度,知的機能,ADL能力を調査し検討を行った.
結果より,高齢障害者にとって慣れ親しんだ家庭から離れ,施設で生活するという住環境の違いが,QOLに大きな影響を与えていることが示された.また,高齢者が施設という同じ住環境で生活していても,家族や知人・友人などとの対人関係の質や量によって,QOLが大きな影響を受けていることが考えられた.
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