Japanese
English
◆報告
脳卒中患者のワープロ使用について
Learning to Use a Word Processer as a Therapy Media in Occupational Therapy for a CVA Patient
八坂 佳都子
1
,
足達 三英子
1
,
米倉 正博
1
,
佐藤 浩二
1
,
後藤 浩
1
Kazuko Yasaka
1
,
Mieko Adachi
1
,
Masahiro Yonekura
1
,
Koji Sato
1
,
Hiroshi Goto
1
1湯布院厚生年金病院
1Yufuin Welfare Annuity Hospital
キーワード:
脳卒中患者
,
ワープロ
,
アンケート調査
Keyword:
脳卒中患者
,
ワープロ
,
アンケート調査
pp.379-383
発行日 1992年10月15日
Published Date 1992/10/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:当院では,昭和60年より片手動作訓練やコミュニケーション手段の獲得を目的に,作業療法の一環としてワープロを導入している.脳卒中患者のワープロ使用は年々増加しており,ワープロ訓練を自ら希望する比較的高齢の患者も増えている.そこで当院におけるワープロ訓練の指導方法の紹介と共に,その実用性について退院後のアンケートによる実態調査も含め多面的に検討した.この結果,必ずしもワープロを高齢者に用いることは容易とは言い難いが,使用上の利点をワープロの機能性だけでなく精神・身体面のリハビリに求める姿勢もうかがえ,脳卒中患者,特に高齢者のワープロ訓練目的は多様であったことからも,ワープロを活用する価値は大きいということが確認された.
Copyright © 1992, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.