Japanese
English
◆原著
痙直型脳性麻痺幼児における玩具遊びと知的および運動条件の関係
Use of Toys and Play by Mentally Retarded Children with Spastic Quadriplegia
中原 留美子
1
,
岡田 節子
1
,
中嶋 和夫
1
Rumiko Nakahara
1
,
Setuko Okada
1
,
Kazuo Nakajima
1
1東京都心身障害者福祉センター 幼児科
1Multi-Handicapped Children' Section, Tokyo Metropolitan Rehabilitation Center for the Physically and Mentally Handicapped
キーワード:
脳性麻痺
,
遊び
,
玩具
,
精神発達
,
運動発達
Keyword:
脳性麻痺
,
遊び
,
玩具
,
精神発達
,
運動発達
pp.99-106
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:本論文においては,就学前の在宅する痙直型四肢麻痺を伴う重度と最重度の精神遅滞児を対象に,子どもの遊びを玩具の操作という側面から取り上げ,その内容を知的条件と運動条件との関連から分析した.
その結果,彼らの遊び内容が,知的発達年齢と姿勢反射に規定されていることが明らかにされた.換言するなら,知的発達年齢が展開される遊び内容の質的な違いをもたらし,また同一の知的発達年齢においては,姿勢反射の獲得状況が遊び内容のレパートリーに影響を与えることが明らかにされた.
Copyright © 1989, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.