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特集 リハビリテーションロボットの運用と今後の可能性
6 脳卒中後のリーチング運動再建におけるロボットリハビリテーションの活用
Robotic Rehabilitation for Reaching Exercise after Stroke
野間 知一
1
Tomokazu Noma
1
1日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科
キーワード:
上肢ロボット療法
,
上肢重量免荷型ロボットシステム
,
電気刺激
,
代償動作
Keyword:
上肢ロボット療法
,
上肢重量免荷型ロボットシステム
,
電気刺激
,
代償動作
pp.961-965
発行日 2023年11月18日
Published Date 2023/11/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 上肢ロボット療法のうち,arm support system(上肢重量免荷型ロボットシステム)に該当する装置(旧名,上肢リハビリ装置CoCoroe AR2)の使用手順を提案する.この装置は日常生活で物を操作する際に必要な「リーチング動作」を強化する上肢ロボット装置である.提案する使用手順の目標は自動運動で到達可能なリーチング範囲の改善であり,リーチング能力(運動麻痺の程度)に分けて解説する.また代償動作(体幹の前傾や肩甲帯の挙上,体幹側屈,肩関節の過度な外転)を軽減する訓練方法も合わせて解説する.
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