Japanese
English
特集 ICFの可能性と活用法
1 ICFの可能性と活用法
Possibility and Utilization of ICF
才藤 栄一
1
,
向野 雅彦
2
Eiichi Saitoh
1
,
Masahiko Mukaino
2
1藤田医科大学
2藤田医科大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座
キーワード:
ICF
,
生活機能
,
ICD-11 Ⅴ章
,
採点法
,
既存ツール活用
Keyword:
ICF
,
生活機能
,
ICD-11 Ⅴ章
,
採点法
,
既存ツール活用
pp.764-768
発行日 2022年8月18日
Published Date 2022/8/18
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- 参考文献 Reference
要旨 ICFは,生活機能の枠組み概念(生物心理社会的統合モデル)であり,膨大な数の関係用語を集めた辞書でもあって,特に国際比較を考える場合,共通用語化に役立つ.ICFモデルは,健康状態を心身機能・身体構造,活動および参加という生活機能の3つの要素から説明し,さらに生活機能へ背景因子(環境因子と個人因子)が影響することを示す.ICF項目(用語)は,全部で1,600以上から構成される.活用推進に向け,少数項目からなるICFコアセットが用意されてきた.また,ICD-11では生活機能評価に関する補助セクション(V章)が登場した.採点法の明瞭化,既存スケールの換算的利用などの臨床での取り組みが進んでいる.
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