Japanese
English
特集 内部障害のリハビリテーション医学・医療の進歩
6 糖尿病のリハビリテーションの進歩
Advances in Diabetes Rehabilitation
細井 雅之
1
,
薬師寺 洋介
1
,
元山 宏華
1
Masayuki Hosoi
1
,
Yousuke Yakushiji
1
,
Kouka Motoyama
1
1大阪市立総合医療センター糖尿病内分泌センター糖尿病内科
キーワード:
Exercise is Medicine
,
EIM
,
日本糖尿病療養指導士
,
CDEJ
,
腎臓リハビリテーション
,
有酸素運動
,
レジスタンス運動
Keyword:
Exercise is Medicine
,
EIM
,
日本糖尿病療養指導士
,
CDEJ
,
腎臓リハビリテーション
,
有酸素運動
,
レジスタンス運動
pp.1128-1136
発行日 2021年10月18日
Published Date 2021/10/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 糖尿病運動療法としては,まず「身体不活動」を減らし.次に,レジスタンス運動が勧められる.週2〜3回,運動負荷としては,10〜15回繰り返すことができる程度の負荷を開始する.有酸素運動も週150分以上が目標となる.腎臓リハビリテーションの勧め:進行した腎機能障害患者を除いては,有酸素運動を中心とした中等度までの運動が推奨される.高度腎機能障害(eGFR45mL/分1.73m2未満)の患者に腎機能を維持する観点から,医師が適切な運動の種類,頻度,強度,時間,留意点を指導した場合,高度腎機能障害患者指導加算(100点)が設けられている.具体的には,週3〜5日の中等度強度の有酸素運動と週2〜3日のレジスタンス運動が推奨されている.
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