Japanese
English
特集 がんの嚥下障害と栄養
5 がんの嚥下障害—訓練を中心に
Dysphagia in Cancer : Swallowing Exercise
安藤 牧子
1
Makiko Ando
1
1慶應義塾大学病院リハビリテーション科
キーワード:
頭頚部がん
,
食道がん
,
治療前介入
,
フィードバック
,
ボディイメージ
Keyword:
頭頚部がん
,
食道がん
,
治療前介入
,
フィードバック
,
ボディイメージ
pp.884-889
発行日 2021年8月18日
Published Date 2021/8/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 手術療法,化学放射線療法など治療方法により,また,疾患により嚥下訓練の介入時期は異なるが,いずれも治療前に評価や訓練を導入することで,その後のリハビリテーション治療のゴール設定や訓練が適切に行われる.嚥下障害を生じやすい頭頚部がんに対する嚥下訓練では触覚,視覚,聴覚のフィードバックを多用して,ボディイメージの再構築を行う.また放射線療法では訓練と並行して,口腔や皮膚,粘膜のケア,疼痛のコントロールが嚥下訓練をスムーズに行うポイントとなる.
Copyright © 2021, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.