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教育講座
がんの複合障害—がん治療医がリハビリテーション医学・医療に求めるもの
Oncology/Rehabilitation Interface for Patients with Malignant Neoplasms
城戸 顕
1
Akira Kido
1
1奈良県立医科大学大学院リハビリテーション医学
キーワード:
がん患者
,
がん治療医
,
複合障害
Keyword:
がん患者
,
がん治療医
,
複合障害
pp.297-302
発行日 2021年3月18日
Published Date 2021/3/18
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- 参考文献 Reference
はじめに
がん治療の進歩とともにがん患者の生命予後は改善し,進行がん患者に対してもリハビリテーション治療が処方されることが増えてきている.治療対象となる障害は,原病進行によるものに加えて治療にかかわる有害事象,他臓器転移や骨転移によるものなどさまざまであり,設定すべきゴールもまた多様となる.治療実施に際しては,がんの原病制御にかかる多様性と経時的変動を理解し,障害像を“常時更新”することが求められる.
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