Japanese
English
特集 再生医療最前線—リハビリテーション医療への応用—
2 自己骨髄間葉系幹細胞を用いた脳梗塞治療
Regenerative Therapy for Stroke Patients Using Autologous Bone Marrow Mesenchymal Stem Cells
本望 修
1
Osamu Honmou
1
1札幌医科大学医学部附属フロンティア医学研究所神経再生医療学部門
キーワード:
移植
,
再生医療
,
細胞療法
,
静脈内投与
,
神経再生
Keyword:
移植
,
再生医療
,
細胞療法
,
静脈内投与
,
神経再生
pp.685-689
発行日 2019年9月18日
Published Date 2019/9/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 2018年12月,再生医療等製品である自己培養骨髄間葉系幹細胞製剤「ステミラック注」が,脊髄損傷患者の後遺症軽減のために,厚生労働省から世界で初めて「条件及び期限付き承認」された.薬事承認され保険収載されたので,正式に薬価がつき,公的健康保険と高額医療費制度などが適用された.このため,患者負担は最小限に抑えられ,2019年5月より,脊髄損傷患者の治療を開始している.自己培養骨髄間葉系幹細胞製剤は.現在,脳梗塞患者に対しても医師主導治験を実施中であり,本稿ではその概要を解説する.
Copyright © 2019, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.