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教育講座
ロボットやAIを用いた産学連携リハビリテーション
Rehabilitation Research Using a Robot or AI with Industry-academia Collaboration
木村 浩彰
1
Hiroaki Kimura
1
1広島大学病院リハビリテーション科
キーワード:
産学連携
,
人工知能(AI)
,
医工連携
,
ロボット
Keyword:
産学連携
,
人工知能(AI)
,
医工連携
,
ロボット
pp.572-576
発行日 2019年7月18日
Published Date 2019/7/18
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はじめに
高齢化は世界中で進行し,高齢化による医療や生活障害が問題となっている.日本は世界で最も高齢化が進行しており,私たちが現場で日々直面する高齢化の問題は世界最先端である.高齢化は加齢による現象で,従来の医学による診断と治療では解決できない.リハビリテーション医学は歴史的に四肢切断や脊髄損傷などの治らない病気に対して,福祉機器や住宅改造など医学と異なる分野を活用してきた.加齢も治らない病気として対応を迫られている.大学などの教育・研究機関と民間企業が連携し,新しい研究や事業を生み出すことを産学連携といい,リハビリテーション医学と工学,人工知能(artificial intelligence:AI)の連携によって高齢化の問題を解決し,日本が将来世界のヘルスケアのリーダーになれることを期待する.
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