特集 大腿骨近位部骨折 up to date
大腿骨近位部骨折と転倒予防
松本 浩実
1
,
岸本 智也
1
Hiromi MATSUMOTO
1
,
Tomoya KISHIMOTO
1
1川崎医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科
キーワード:
大腿骨近位部骨折
,
骨粗鬆症
,
転倒
,
再骨折
,
骨粗鬆症リエゾンサービス
Keyword:
大腿骨近位部骨折
,
骨粗鬆症
,
転倒
,
再骨折
,
骨粗鬆症リエゾンサービス
pp.1344-1349
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202515
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Point
●大腿骨近位部骨折は骨粗鬆症の最大の合併症であり,受傷機転の約80%は転倒である
●大腿骨近位部骨折後に起きる再骨折の多くは初発の骨折後1年以内に生じているため,退院後も継続した身体機能の維持・改善が重要である
●骨粗鬆症リエゾンサービスにおける理学療法士の重要な役割は,本骨折後患者の再転倒予防のための転倒リスク評価や運動指導である
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