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特集 骨粗鬆症とリハビリテーション医療
3 骨粗鬆症の薬物治療
Pharmaceutical Treatment in Osteoporosis
萩野 浩
1
Hiroshi Hagino
1
1鳥取大学医学部保健学科/附属病院リハビリテーション部
キーワード:
骨粗鬆症
,
薬物治療開始基準
,
骨吸収抑制薬
,
骨形成促進薬
,
逐次投与
Keyword:
骨粗鬆症
,
薬物治療開始基準
,
骨吸収抑制薬
,
骨形成促進薬
,
逐次投与
pp.361-366
発行日 2019年5月17日
Published Date 2019/5/17
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 骨粗鬆症の薬物治療開始の対象は診断基準を満たす例の他,骨密度で評価した骨量減少者(YAMの80%未満)のうち,①大腿骨近位部骨折の家族歴を有する例,②FRAX®による評価で主要骨折の10年間発生確率が15%以上(75歳未満に適応)の例である.わが国で骨粗鬆症治療薬として認可されている薬剤のうち,骨折抑制効果が示されているのは窒素含有ビスホスホネート,抗ランクル抗体,選択的エストロゲン受容体モジュレータ,副甲状腺ホルモン,抗スクレロスチン抗体,新規活性型ビタミンD3で,骨粗鬆症治療ではこれら6剤から選択する.
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