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特集 パーキンソン病
2 パーキンソン病の外科治療
Surgical Treatment for Parkinson's Disease
堀澤 士朗
1
,
平 孝臣
1
Shiro Horisawa
1
,
Takaomi Taira
1
1東京女子医科大学脳神経外科
キーワード:
脳深部刺激術
,
脳凝固術
Keyword:
脳深部刺激術
,
脳凝固術
pp.185-189
発行日 2019年3月18日
Published Date 2019/3/18
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- 参考文献 Reference
要旨 パーキンソン病に対する外科治療は,視床下核,淡蒼球内節,視床への脳深部刺激術がスタンダードな治療として確立されている.振戦,固縮,寡動・無動,ジスキネジアなどの運動症状を改善させ,患者の生活の質を著しく向上させることができる.一方,体内に器械を埋め込むことなく,脳深部刺激術と類似した効果を期待できる外科治療として,皮膚切開をすることなく,低侵襲に標的神経核を凝固する集束超音波治療が注目を浴びている.また,新たな治療ターゲットとして,Forel H野が出現し,外科治療の選択肢は広がりつつある.
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