変わりゆくパーキンソン病診療 早期診断から進行期患者の治療まで
パーキンソン病を治療する パーキンソン病のリハビリテーション
羽鳥 浩三
1
,
長岡 正範
1順天堂大学医学部附属練馬病院 リハビリテーション科
キーワード:
身体運動
,
Parkinson病
,
理学療法
,
リハビリテーション
,
早期医療介入
Keyword:
Parkinson Disease
,
Rehabilitation
,
Exercise
,
Physical Therapy Modalities
,
Early Medical Intervention
pp.849-853
発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011189960
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●パーキンソン病(PD)のリハビリテーションに関わる早期exerciseが重要である。●従来の病期に応じたリハビリテーションのみならず発症早期にexerciseや理学療法を開始することが、その後のPDの進行抑制や神経細胞保護に関わる。●リハビリテーションが運動症状のみならずリハビリテーションの阻害因子となる非運動症状に対しても有用である可能性がある。●PDのリハビリテーションには、今後より客観的な判断指標を設定し、科学的根拠に基づいた理学療法やexerciseの内容や方法を検討し、エビデンスを積み重ねていくことが必要と考えられる。
©Nankodo Co., Ltd., 2011