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特集 歩行障害とリハビリテーション医学・医療
8 歩行障害に対するBMIを用いたリハビリテーション治療
Brain Machine Interface Mediated Neurorehabilitation for Gait Recovery
三原 雅史
1
Masahito Mihara
1
1川崎医科大学神経内科学
キーワード:
brain-machine interface
,
歩行制御
,
歩行訓練ロボット
,
仮想現実
,
ニューロフィードバック
Keyword:
brain-machine interface
,
歩行制御
,
歩行訓練ロボット
,
仮想現実
,
ニューロフィードバック
pp.761-766
発行日 2018年9月18日
Published Date 2018/9/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 Brain-machine interface(BMI)技術は外界と脳との情報のやり取りを人工的な電気回路によって接続し,その機能を再建・補綴する技術である.歩行機能回復をめざしたBMIシステムの研究開発はすでに動物実験レベルでは脊髄損傷モデル動物での歩行機能再建を実現している.実際のリハビリテーション治療における検討としては,脳活動から運動意図を読み取り,外骨格型ロボット訓練装置などを駆動させることで,歩行に関連する脳活動を賦活化し,機能改善を図る試みが脊髄損傷患者などを中心に行われている.Virtual realityなどの導入や,neurofeedbackとしての応用などの研究開発も精力的に行われており,今後さらに幅広い応用が期待される.
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