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教育講座
筋電義手における導入と活用のポイント
Points Related to the Introduction and Utilization in Myoelectric Prostheses
浅見 豊子
1
Toyoko Asami
1
1佐賀大学医学部附属病院リハビリテーション科
キーワード:
筋電義手
,
導入方法
,
活用方法
,
ADL
,
QOL
Keyword:
筋電義手
,
導入方法
,
活用方法
,
ADL
,
QOL
pp.227-233
発行日 2018年3月16日
Published Date 2018/3/16
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- 参考文献 Reference
リハビリテーションロボット
ロボットとは,経済産業省のロボット政策研究会において,「センサー」,「知能・制御系」,「駆動系」の3つの要素技術があるものと定義されている1, 2).リハビリテーション医療で用いられる支援機器は多種多様であるが,その中の1つであるリハビリテーションロボットの医療分野や介護分野への導入が進んでいる3-6).国策においても,新たな成長戦略にロボットは盛り込まれており,ロボット介護機器開発5カ年計画の中ではロボット介護機器の開発や積極的な活用が挙げられている7).このように,リハビリテーションロボットには大きな期待が寄せられているが,現状としては,ロボットが現場で十分に有効活用されるところまでには至っていない.その理由として挙げられるのが,装着性・操作性,指導可能なリハビリテーション医療チームや設備の確保あるいはメンテナンス体制,公的支給制度ともかかわる価格の問題などであると考えており,これらの解決は急務である.
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