リハニュース【REPORT】
リハビリテーション・ケア合同研究大会/日本臨床神経生理学会学術集会
有本 直人
1
,
笠原 隆
2
1遠州病院リハビリテーション科
2東海大学医学部専門診療学系リハビリテーション科学
pp.172
発行日 2018年2月16日
Published Date 2018/2/16
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- 文献概要
2017年10月19日(木)〜21日(土)の3日間,リハビリテーション・ケア合同研究大会が井出 睦大会長(社会医療法人雪の聖母会聖マリアヘルスケアセンター院長)のもと,久留米シティプラザにて開催されました.会期中は小雨もあり,肌寒さも出てきた頃合いでしたが,それを吹き飛ばすかのような熱気に包まれ,3日間で約2,200人もの先生方が参加されました.
多職種の幅広い演題が各地の臨床現場より多数寄せられ,職種を超えて活発な議論がみられました.演題の趣旨も多岐にわたり,高価な医療器具ではなく,身近な生活の品での評価といった演題には感銘を受けました.もちろん,リハビリテーションとケアの相互理解,そのための創意工夫もさまざまな演題でみられ,まさしく,今学会のテーマである「美しく リハの縦糸 ケアの横糸」がよく表れていた合同研究大会でした.また,リハビリテーション,ケアには医師の視点も不可欠であるために,チームとしての医師のかかわりをさらに深めていくことが重要であることもあらためて再認識させられました.
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