リハニュース【REPORT】
日本運動療法学会学術集会/日本心臓リハビリテーション学会学術集会
田邊 望
1
,
青柳 陽一郎
2
1金沢医科大学医学部リハビリテーション医学
2藤田医科大学リハビリテーション医学Ⅰ講座
pp.959
発行日 2018年11月16日
Published Date 2018/11/16
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- 文献概要
第43回日本運動療法学会学術集会が2018年6月16日(土),金沢医科大学北辰講堂で開催された.金沢医科大学医学部リハビリテーション医学教授 影近謙治先生が大会長を務められた今回の学術集会のテーマは,「運動療法を住み慣れた地域に開く」である.特別講演は,「脳卒中片麻痺や運動器障害への先端的リハを地域へ」と題して,促通反復療法研究所所長 鹿児島大学名誉教授の川平和美先生が,最新の脳卒中治療の地域への導入を講演した.ランチョンセミナーでは,「骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)がなぜ必要なのか」と題して北陸大学薬学部薬学科教授の三浦雅一先生が,骨粗鬆予防についての地域展開を講演した.
教育講演1は「脳卒中に対する運動療法 急性期から生活期までのアプローチ」と題して金城大学学長の前島伸一郎先生が,広く運動療法を高次脳機能障害との関係を含めて講演した.教育講演2では「慢性疼痛に対する運動療法—いきいきリハビリノート活用から地域での取り組みまで—」と題して,新潟大学医歯学総合病院リハビリテーション科教授の木村慎二先生が,慢性疼痛に対する地域での取り組みを紹介した.
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