巻頭言
日本リハビリテーション医学会が取り組むべき課題—inclusive society(寛容社会)も視野に入れて
久保 俊一
1,2
1日本リハビリテーション医学会
2京都府立医科大学
pp.2
発行日 2017年1月18日
Published Date 2017/1/18
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- 文献概要
新年おめでとうございます.昨年6月に理事長を拝名して初めての新春を迎え,改めて責任の重さを痛感しております.
大正時代後期の小児の「療育」を源流とした日本のリハビリテーション医学・医療では,第2次世界大戦中は切断を中心とした青年が対象となりました.戦後の復興期には労働災害や交通事故による脊髄損傷など成人が,高度成長期を経て現在では高齢者が大きな比重を占めるに至っています.
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