第51回 日本リハビリテーション医学会 学術集会 《教育講演》
在宅障害者のリハビリテーション—活動性の向上を目指して
川手 信行
1
,
水間 正澄
1
1昭和大学医学部リハビリテーション講座
pp.348-351
発行日 2015年6月18日
Published Date 2015/6/18
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はじめに
「急性期リハビリテーション(以下,リハ)」や「回復期リハ」の充実によって,入院初期からリハ職種が関わり,在宅復帰への道筋が確立してきている.一方で,在宅復帰後の患者や在宅で生活している障害者にとってのリハについては,医療保険・介護保険・自治体の保健福祉の中で様々な資源の提供がなされてきたが,提供される資源に限りがあり,十分であるとは言い難い.限定された資源の中で,「いきいきとした,よりよい生活」ができるようにリハアプローチを提供・展開していくこともリハ医療の重要な役割と考える.今回は,在宅障害者の活動性の向上を目的としたリハについて,自験例を含めて述べたい.
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