第5回 リハビリテーション科専門医会 学術集会/横浜 《シンポジウム》障害者の社会復帰支援―座長/佐伯 覚・浅見 豊子
介助犬の利用
髙栁 友子
1,2,3
1社会福祉法人日本介助犬協会
2日本介助犬アカデミー
3横浜市総合リハビリテーションセンター
pp.393-395
発行日 2011年6月18日
Published Date 2011/6/18
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介助犬とは
介助犬とは,肢体不自由者のために,落としたものを拾って渡す,手が届かないものを取ってくる,段差などで車いすを引っ張る,緊急時連絡手段の確保として携帯電話等を持ってくる など,個々のニーズに合わせた介助を行い,障害者の自立と社会参加を促進することを目的に訓練され,身体障害者補助犬法による認定を受けた犬のことをいう.
2002年に制定された「身体障害者補助犬法(以下,補助犬法)」の中で法的位置づけをもった介助犬は,未だ歴史が浅く,全国で実働数は53頭(2011年6月1日現在)に留まる.
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