第44回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/神戸 《パネルディスカッション》再生医療-脊髄移植の現状と課題-―座長/大澤 傑・中谷 壽男
脊髄損傷に対する嗅粘膜移植法-海外の現況と当科での基礎実験,臨床応用に向けての準備状況-
岩月 幸一
1
,
吉峰 俊樹
1
,
貴島 晴彦
1
,
青木 正典
1
1大阪大学脳神経外科
pp.361-364
発行日 2008年6月18日
Published Date 2008/6/18
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はじめに
脊髄損傷に対する嗅粘膜移植法は,2001年リスボンのEgaz-Moniz病院のCarlos Limaらによって始められ,その効果と問題点が徐々に明らかになってきている.本稿では我々が行っている基礎実験と海外での嗅粘膜移植法の臨床研究の現況を報告するとともに,2007年10月より本学で開始予定である本法につき解説する.
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