Japanese
English
研究
運動機能と口腔機能との関連について—介護予防事業を展開する通所型サービスCにおいて
About the relation between the motor function and the oral function.: In tsusho-type service C which develops care prevention business.
有光 一樹
1
,
金久 雅史
2
,
光内 梨佐
1
,
市村 彰浩
3
,
坂口 彰
3
,
橋本 桂
3
,
海治 あゆ
3
Kazuki Arimitsu
1
,
Masashi Kanehisa
2
,
Risa Mitsuuti
1
,
Akihiro Ichimura
3
,
Akira Sakaguchi
3
,
Katsura Hashimoto
3
,
Ayu Umiji
3
1高知リハビリテーション専門職大学
2高知リハビリテーション学院
3デイサービスセンター陽だまり
キーワード:
通所型サービスC
,
運動機能
,
口腔機能
Keyword:
通所型サービスC
,
運動機能
,
口腔機能
pp.190-194
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201203
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Abstract:本研究の目的は,通所型サービスCにおいて運動機能の向上が口腔機能に貢献しているのか検討することである。方法は,通所型サービスCを利用している20名を対象にTUG,握力,立ち上がり動作,片脚立位の運動機能とRSST,オーラルディアドコキネスについて開始時と終了時の結果をWilcoxon符号付順位検定にて比較検討した。
結果:運動機能においては,TUGと立ち上がり動作において有意な改善を認め(P<0.05,P<0.01),口腔機能においてもRSST,オーラルディアドコキネス共に有意な改善を示した(P<0.05)。
考察:地域で生活している高齢者は,中枢神経疾患でなくても生活不活発病における廃用のために口腔機能の低下を認めていた。その高齢者に対して運動機能のアプローチは嚥下機能の改善につながることとなり,誤嚥性肺炎の予防につながることが示唆された。
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