BOOK REVIEW
当事者に聞く 自立生活という暮らしのかたち
川本 愛一郎
1
1有限会社リハシップ あい
pp.188
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201202
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私事で恐縮であるが,著者の河本のぞみ氏とは,3つのご縁がある。一つは「水俣」,一つは「当社で訪問看護の講義をしていただいた」,もう一つは「同じ作業療法士」である。私はチッソ水俣病患者連盟委員長の川本輝夫を父に持ち,家族・当事者の立場から語り部として水俣と水俣病の歴史を語り継いでいく使命をもっている。河本氏は障害者の自立生活を見て回るうちに水俣を訪れ,地域リハの視点から,その生活と歴史を記事にもしている。
「水俣」をどのように位置づけるのか個人的にも大変興味があった。
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