特集 withコロナを見据えた地域支援への模索part.1
withコロナ時代の新しい日常,新しい可能性への模索—秋田県羽後町での認知症地域支援推進員の活動
伊藤 和恵
1
1羽後町地域包括支援センター
pp.140-144
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201190
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羽後町の概要
羽後町は,1955(昭和30)年1町6カ村が合併した町であり,2002(平成14)年の市町村合併には参加せず,自立の町を選択。秋田県の内陸南部に位置し,雄物川を境として湯沢市に隣接し,また,横手,由利本荘市とも隣接する位置にある。羽後町の全面積の2/3が出羽丘陵の属する山地で占められ,西馬音内(にしもない)扇状地をはじめとする洪積地と,雄物川のつくった沖積地とから成り,盆地南西部の一部に豊かな穀倉地帯を形成している。主要産業は農業で米はあきたこまちの生産量が多い。黒毛和牛に代表される畜産も盛んである。
2020(令和2)年3月31日現在の人口は,1万4,531人,世帯数5,185世帯である。高齢者人口は5,561人で,高齢化率は38.27%である。要介護認定者数は1,211人。
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