連載 地域リハビリテーションのためのマインドフルネス入門・第4回
マインドフルネスとその目的性
織田 靖史
1
1県立広島大学保健福祉学部作業療法学科
pp.35-38
発行日 2020年3月15日
Published Date 2020/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201161
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柔道の終局の目的とは,(略)人間の終局の目的であって,予はこれを,己を完成し世を補益するにあると説いている(嘉納治五郎:講道館ホームページ「師範の言葉」より)
この連載では,現在注目されている「マインドフルネス」をテーマに,地域リハビリテーションへの応用の可能性について考えていく。1回目はマインドフルネスの定義やマインドフルネスが臨床にもたらす効果について,2回目はマインドフルネスの実施方法について,3回目は日常生活でマインドフルネスを活かすための視点について述べた。4回目となる今回のテーマは,なぜマインドフルネスを行うのかという,マインドフルネスの目的性についてである。
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