Japanese
English
研究
在宅脳卒中患者の身体活動量・活動範囲に影響を及ぼす要因調査
The Study on Factors of Dweling Stroke Patients Influencing Physical Activities and Life-Space in Community
山田 晋平
1
,
永井 将太
2
,
石松 大樹
3
,
川合 弘晃
1
,
青木 彩音
1
,
肘井 星紀
1
,
坂本 仁
1
Shimpei Yamada
1
,
Shota Nagai
2
,
Taiki Ishimatsu
3
,
Hiroaki Kawai
1
,
Ayane Aoki
1
,
Toshiki Hijii
1
,
Masashi Sakamoto
1
1医療法人新生会八幡病院
2金城大学大学院総合リハビリテーション学研究科
3島田市役所健康福祉部包括ケア推進課
キーワード:
脳卒中
,
高齢者
,
身体活動量
,
活動範囲
,
3軸加速度計
Keyword:
脳卒中
,
高齢者
,
身体活動量
,
活動範囲
,
3軸加速度計
pp.948-953
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201021
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要旨 本研究の目的は,在宅脳卒中患者の活動を身体活動量と活動範囲の両面からとらえ,これらに影響する要因を身体機能,動作能力,社会的および心理的因子の点から検討することである。在宅脳卒中患者および高齢者40人(脳卒中群16人,その他疾患群24人)を対象とした。対象者の基本情報,身体機能,基本動作能力,日常生活活動能力,手段的日常生活活動能力,転倒歴,転倒恐怖感,身体活動量,活動範囲を調査し,群ごとに,身体活動量および活動範囲との関連要因を重回帰分析にて抽出した。結果,脳卒中患者では日常生活活動能力,手段的日常生活活動能力および歩行能力が,その他疾患患者では年齢や性別,歩行能力,転倒恐怖感がそれぞれ身体活動量,活動範囲との関連性が高く,影響を及ぼす可能性が示唆された。
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