連載 神奈川県立特別支援学校での内部専門家としての専門職の活用・第1回【新連載】
特別支援学校における専門職の導入と活用
伊藤 大郎
1
1鎌倉女子大学教育学部教育学科
pp.551-554
発行日 2018年7月15日
Published Date 2018/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200913
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はじめに
神奈川県においては,平成20年度より,医療等に関する専門職としてPT,OT,ST,臨床心理士を県立特別支援学校に正規職員として配置する事業を開始した。これは,児童・生徒の障害の重度・重複化に対応し,教員の指導の専門性をさらに高めることを目的としたものである。これらの専門職註1)は,自立活動教諭の立場で,特別支援学校の教員チームの一員として,子どもたちの支援にあたっている。
導入初年度は6名の配置であったが,平成29年度には45名の配置状況となっている。
本稿では,神奈川県における専門職導入のねらいや経過などについて説明していく。
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