巻頭言
“維持期リハビリテーション”と“生活期リハビリテーション”
三村 健
1
1株式会社ケアライフ新潟 ケアライフ訪問看護リハビリステーション
pp.896-897
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200728
- 有料閲覧
- 文献概要
皆様が,この巻頭言を目にされる頃には来年の診療報酬・介護報酬同時改定に向けての中央社会保険医療協議会(中医協),社会保障審議会での議論も大詰めを迎える頃かと思います。リハにおける医療保険から介護保険へのスムーズな移行に関しては,これまでもさまざまな試みがなされてきており,今回も大きなテーマの一つとなっていますが,残念ながら,まだまだ課題山積と言わざるを得ない状況です。
一般的に回復期の後は,医療保険では「維持期リハビリテーション」,介護保険では「生活期リハビリテーション」と呼称されています。「維持期・生活期」と併記されている資料,文献も散見されるようになりましたが,併記にはやはり玉虫色の印象が伴います。
Copyright © 2017, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.