Japanese
English
教育講座
『2040年に向けた挑戦』を受け,維持期(生活期)リハビリテーション医療はいかに対応するか
Following the “Challenge for 2040”, How Do You Respond in Chronic Phase?
大田 仁史
1
Hitoshi Ota
1
1茨城県立健康プラザ
キーワード:
介護予防
,
包括的介護予防
,
介護・終末期リハビリテーション
,
右肩下がり評価
Keyword:
介護予防
,
包括的介護予防
,
介護・終末期リハビリテーション
,
右肩下がり評価
pp.137-144
発行日 2019年2月18日
Published Date 2019/2/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
提案
対応策として次の3点を提案する.
①「包括的介護予防」で介護予防を一貫的に捉える.
②リハビリテーション医療の流れに介護・終末期リハビリテーションを置く.
③右肩下がりの機能評価を工夫・開発する.
序に代えて
2040年には団塊世代が死のピークを迎え,第2団塊世代が高齢者になる年である.中重度要介護者が増加し,あらゆるレベルの介護予防と看取りのニーズが高まる.このような時期をどう乗り越えるかについて,地域包括ケア研究会(会長:田中滋)は,2017年3月に「2040年に向けた挑戦」と題して平成28年度の研究会報告書1)を発表した.その中で大まかな概念図として図1が示された.
Copyright © 2019, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.