連載 今,地域で歯科は何をしているのか?・第7回
食べられる口づくりのための歯科補綴的支援
廣瀬 知二
1
,
山崎 理智
2
1伊東歯科口腔病院
2山崎歯科医院
pp.587-590
発行日 2017年7月15日
Published Date 2017/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200657
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はじめに
歯科では歯の欠損に対して,義歯やブリッジ,インプラントのような補綴(ほてつ)装置(prosthesis)を用いて機能回復を図る治療が行われています。これを補綴治療と言います。近年,摂食嚥下障害に対して補綴治療の特性を応用したアプローチが行われるようになりました。摂食嚥下障害に対してはさまざまなアプローチがありますが,今回はその中で特に歯科の専門性を生かした対応方法を紹介します1)2)。
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